赤ちゃんのおっぱいの量や回数

生まれたばかりの赤ちゃんは口元に何かが当たると本能的に吸う機能が備わっています。
胎内にいる時から指しゃぶりをして、おっぱいを飲む練習をすることがあります。

誕生してすぐから1週間くらいまでは初乳と言って、薄い黄色っぽい母乳が出ます。
この初乳には、たんぱく質やミネラルがたくさん含まれており、赤ちゃんを病原体から守り、免疫力を上げる効果があります。

ですので、この時期はできるだけ頻回授乳を心がけます。

生後0ヶ月から1ヶ月あたりまで

基本的に、生後0ヶ月から1ヶ月あたりまでは、赤ちゃんが泣いたら授乳します。時間の間隔が空かないことを気にする必要はないです。
だいたいの目安として、30分から45分くらいです。

ですので、1日の授乳回数は30回以上のこともあります。

あげてもあげても泣く赤ちゃんもいるので、母乳が足りないのでは…と心配したり、授乳してげっぷをさせようと背中をトントンして布団に下ろすと泣く…を繰り返すこともありますが、授乳したり、たくさん抱っこしたりしてスキンシップを多く取ります。

またこの時期は、赤ちゃんもお母さんも母乳を飲む・飲ませることが練習です。
赤ちゃんもまだまだ未熟ですので、授乳回数を増やしていくことで母乳の量も増え、少しずつ「需要」と「供給」のバランスが取れるようになります。

生後2ヶ月から5ヶ月頃

生後2ヶ月から5ヶ月頃になると、少しずつ授乳回数の間隔を空けるようにします。
これは、5ヶ月から6ヶ月頃になると離乳食が始まるので、食事のタイミングに徐々に合わせるためです。

”泣いたらすぐおっぱい”ではなく、「かまって欲しい」「遊びたい」などで泣くことも増えてきますので、抱っこしたり、オムツを替えたり、ベビーカーなどで近所を散歩したりしてお母さんもリフレッシュするようにします。

授乳間隔としては、3時間から4時間、回数も6回から8回ほどがいいですが、それ以上でも大丈夫です。
また昔は、この頃に白湯(体温ほどのお湯)や薄めた果汁をお風呂あがりにあげていましたが、まだ消化器官が未熟な赤ちゃんには負担になりますし、食物アレルギーの心配もあるので、今はあげる必要はありません。

基本的に赤ちゃんの体格や発達、睡眠時間や飲む量も個人差が出てくる時期なので、1回の授乳時間も5分や30分ずっと吸っている場合もあります。

この頃は産後0ヶ月から1ヶ月の時と比べておっぱいも張らなくなって「母乳不足感」に悩むこともありますが、これは、赤ちゃんが吸うと母乳が自然に作られるようになったということなので、むしろ喜ばしいことです。

生後5〜6ヶ月頃から離乳食の始め時

生後5〜6ヶ月頃から離乳食がはじまります。離乳食が始まるともうおっぱいは必要ないのでは?と思いがちですが、離乳食は成長とともに母乳では補えない栄養分を摂取することなので、授乳回数や量を減らす必要はありません。赤ちゃんが欲しがったときは十分におっぱいをあげます。

基本的には離乳食の後に母乳や麦茶(スパウトやストローを使用して)を飲ませます。  

1歳前後になったら

また1歳前後になると行動範囲も広がり、徐々におっぱいを飲まなくなる子もいますが、離乳食や幼児食に移行してもまだまだ欲しがる子もたくさんいます。

この頃になると、おっぱいは「食事」というより「安心材料」に変わっていきます。
仕事復帰などで断乳を考えるお母さんも少なくありませんが、無理におっぱいから引き剥がそうとするとかえって執着心が増す場合があるので、子供の気持ちに寄り添って母乳と付き合いましょう。

お母さんが断乳にこだわらず、いつでも飲んでいい、とおおらかな気持ちでいると、だいたい3歳頃までに卒乳(赤ちゃんの方から自然とおっぱいをやめること)できることが多いようです。

ただ、赤ちゃんを泣き止ます手段として、すぐにおっぱいをあげる習慣がついていると断乳、卒乳もスムーズにいかないことも多いので注意しましょう。

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